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1000勝1000敗への長い長い道のり 北海道北見市で活動している「テニスチーム弾丸」スタッフのブログです。

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名言シリーズ 野村克也

どもどもこんばんは(・∀・)

久しぶりにテニスに役立つ?かもしれない名言シリーズですよ。



『勝ちに不思議の勝ちあり、

 負けに不思議の負けなし』



名将・野村克也監督が言ったことで有名ですが、

元は平戸藩第9代藩主、松浦静山の言葉だそうです。



野村克也 -Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E6%9D%91%E5%85%8B%E4%B9%9F

松浦静山 -Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E6%B5%A6%E9%9D%99%E5%B1%B1



テニスの試合で負けると、「どうしてこの人に負けたんだろう?」と思うことがあります。

もちろん私も何度かありますが、一番印象に残っているのは

試合に出始めたばかりの頃、何を打ってもポコーンとコート中央に打ち返してくるだけの

おじさんに負けた時です。

明らかに自分の方が、ボールの威力も、運動能力も優れていて、負けるはずないのに・・・

何をやってもミスばかりで、自信をなくして自滅でした。

「そんなバカな!どうして負けたんだろう?」です。



その頃の私は、テニススクールで一通りの打ち方を教えてもらった後なので

球出しされたボールを打つだけなら、今とそれほど変わらない程度の技術は持っていました。

でも今考えれば、球出しされたボールと実際に試合で飛んでくるボールは全然別物。

予想もしないスピンがかかっていたり、高く跳ねたり低く滑ったり、打ちにくくて当然です。

さらには経験値も少なく、試合特有の緊張感の中では、まともに動けていなかったことでしょう。



つまりその時の私は、「負けるべくして負けた」のだと思います。

いくら納得できなくても、負けるには相応の理由がある。

しっかり反省して、次につながる負けにしましょう!




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名言 | 投稿者 田舎師 21:28 | コメント(0)| トラックバック(0)

名言シリーズ SKET DANCE

久しぶりに泣いて笑って感動できる漫画を見つけましたよ。

週刊少年ジャンプで連載中の 『SKET DANCE』



SKET DANCE - Wikipedia  http://ja.wikipedia.org/wiki/SKET_DANCE


SKET DANCE

開盟学園高等学校・学園生活支援部、通称「スケット団」は、学園の生徒が楽しい学校生活を送れる
ように、相談事やトラブルの解決など、人助けに取り組んでいる頼れる学園のサポーター集団。
と言うのは建前で、実際は学園の便利屋扱い。落し物を探したり、裏庭を掃除したり、
時には依頼もなく部室で折り紙をしたり。

部員は、お調子者だけどやる時はやるリーダー「ボッスン」
元不良の武闘派ヤンキー娘「ヒメコ」
クールな情報屋「スイッチ」の3人。
そんなスケット団のもとに、今日もヘンテコな依頼人からのヘンテコな依頼が舞い込んで来たり、
来なかったり。スケット団は、時に真面目に、時にバカバカしく、グダグダだけど熱い活動を送っている。
(Wikipediaより)



私は漫画でも小説でも、隅々まで読んだり後戻りして確認したりするので読むのが遅いタイプ
なのですが、これは極めつけです。1冊読むのに1時間かかります。
それほど伏線が張り巡らされていたり、隠れた面白さがあったり、中身が詰まっていて
ギャグ回でもシリアス回でも最後には綺麗にまとめるオチが待っているので、
計算された笑いが好きな人にオススメです。



いくらでも心に残る名言が出てくる作品ですが、その中で私が選んだのはこちら。
スケット団に縄跳びの特訓を依頼した女の子と、リーダー「ボッスン」の会話です。



『どうして・・・一生懸命手伝ってくれるの?』

『そっちが一生懸命だからだろが』



ああ、、、そうなんです。
いくらテニスが下手でも、何度やってもうまくいかなくても、
一生懸命やっているなら、教えている側にも伝わります。
伝わってくるから、こちらも一生懸命に教えるし、その人が上達すると自分のことのように嬉しいのです。

自分は下手だから~とか、迷惑かもしれないから~とか、そんなこと考えなくていいんです。
教えられたことを一生懸命やってみて、わからなくなって質問して、上手くできなくて悔しがって・・・
自分もまだまだ初心者みたいなものだけど、そんな一生懸命な人にはついアドバイスしたくなります。




さてこの 『SKET DANCE』 、ダンスとは全く関係ありません。

スケット団ス

決め台詞の 『スケット団ス』 というダジャレでしたΣ(ノ∀`*)ペチ




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名言 | 投稿者 田舎師 20:53 | コメント(0)| トラックバック(0)

名言シリーズ 県庁おもてなし課

またこの人の作品が映像化されるらしいですね。

有川浩『県庁おもてなし課』

県庁おもてなし課

『図書館戦争』に始まり、『フリーター家を買う』 『阪急電車』 『空飛ぶ広報室』と続々

アニメ、ドラマ、映画になっています。

私は原作のイメージが壊れるのが嫌なので見ないようにしているのですが、

これを機会に有川ワールドにはまって頂けると嬉しいですね。



さくっと内容を紹介しますと・・・

高知県庁観光部に、総勢12名の「おもてなし課」が発足します。
1ヵ月ほど会議を重ねた末、地元出身の著名人を「観光特使」に任命して「特使名刺」を配ってもらい、
県内の観光名所の無料クーポン券として使用してもらうことになりました。

しかしある日、観光特使になってくれた作家から問い合わせが来ます。
曰く、高知県の個性をまったく把握していない、計画性が何も無い、「特使名刺」の具体的な
活用方法のビジョンすらない、そもそも観光大使になってから1ヵ月も連絡なかったんだが
お前らその間何してたんだ?とのこと。

事実この企画は独創性も実効性もなく、グダグダでダメダメなお役所仕事に終わるのですが、
件の作家の助言で外部の人間、それも若い女性をアシスタントとして入れたことで
少しずつ動き始める・・・というお話です。



これが実際に、作者の有川さんに起きた事実を元にしているというのが恐ろしいところですが(・∀・;)

まあとにかく、ここはテニスブログなので、テニスに役立つ名言を探してみましたよ。



成功ばかり重ねて

ああなってるわけじゃない。

クローズアップされるのは成功例ばかりだけど、

失敗だってたくさんしてる。

けどそこで守りに入らない。




ジョコもフェデラーも錦織くんも、華々しい成功の陰でどれほどの挫折があったことか。

すこしずつ練習を積み重ねて、試合で負けて、また練習して、時には怪我したり

フォームを崩したりして、また試合で負けて・・・

それでも腐らずに練習を積み重ねてきたから、今の彼らがあるのでしょう。



試合でミスしたって、負けたっていいんです。

強い人ほどたくさん試合に出て、数え切れないほどミスして、そして負けています。

そこで諦めずに挑戦し続けることが、強くなる = 成功への唯一の道だと思うのです。



さー、日曜日は今年最初の大会だ! たくさん失敗するぞ!



絶対勝つけどね!




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名言 | 投稿者 田舎師 21:01 | コメント(3)| トラックバック(0)

名言シリーズ おおきく振りかぶって

またネットカフェで漫画読んで・・・いや、名言を探してきましたよ。

月間アフタヌーンにて連載中の『おおきく振りかぶって』

モモカン


1年生ばかり10人の無名の野球部が甲子園を目指す・・・という王道中の王道ストーリーですが、
スポーツ漫画にありがちな非現実的なプレイやご都合主義的な奇跡などは無く
投球の組み立て、それによる守備位置、心の動きが1球ごとに描かれます。

いやもう細かい。ほんとに細かい。
どうしてこの場面でキャッチャーがこの球を要求したのか?という理由まで描かれますし、
巻末には野球のルールやセオリー解説、変化球が変化する理由、トレーニング法までついています。



主人公格のピッチャー三橋君は弱気で卑屈、最初はチームメイトとろくに口もきけないほどですが、
ストライクゾーンを9分割したコースに100%投げられるというコントロールと
球威はないものの2種類のストレートと多彩な変化球を持ち、
インサイドワークに優れたキャッチャー阿部君と出会うことによって才能が開花します。

その9分割コントロールや個性豊かなキャラクター達にも触れたいところですが、
それはまた別の機会にして・・・



今回もテニスの上達に役立つ名言が載っていました。



『野球をホントに楽しめるのは・・・

 ホンキで勝とうとする人間だけよ』




野球部を率いる百枝監督(あだ名はモモカン)の言葉です。
このモモカン、美人で巨乳、気は強いけど巨乳、運動神経抜群だけど巨乳、
巨乳で知識も統率力も抜群、巨乳なのにノックもこなし、巨乳なのにスクリューボールまで投げます。



いや、なんだっけ・・・そう名言。

野球もテニスも、ホンキでやらなくても楽しいですよ。
仲間とわいわい集まってスポーツする、それは十分楽しいものです。
でも、ホンキでやってみると・・・自分の限界まで努力してみると・・・


負けたら泣くほど悔しい。

勝ったら泣くほど嬉しい。


私は中学校まで野球部でしたが、3年生の最後の試合に負けたとき
それほど悔しくありませんでした。試合内容さえよく思い出せません。
ホンキで努力していなかった証拠です。

そして今は・・・『悔しさを味わえなかったことを後悔』しています。
だから今、テニスで勝っても負けても泣くほど努力したいと思うのです。
40歳近いおっさんが本気で努力したり、テニスに負けて泣いてたらカッコ悪い?

ちげーよ。


すげーカッコイイよ!!


名言 | 投稿者 田舎師 21:17 | コメント(0)| トラックバック(0)

名言シリーズ HARD HITTER

このテニス漫画をご存知でしょうか。



『HARD HITTER』



知らない?ふふふ。これは最近リンクさせて頂いたブログ

『テニスばっかテニス馬鹿』の、おしサバ様が描いているWeb漫画なのです。

これ、正直言って・・・


今まで読んだテニス漫画の中で一番面白い


です。



いやこれ、素人が趣味で描いてるレベルじゃありませんよ。

ジュニアの子供達が中心のお話ですが、最近流行りの超必殺技を打ち合うバトルではなく

テニスの楽しさ、厳しさ、戦術やメンタルの重要性が伝わる本格派です。



その中で、私が選ぶ名言はこちら。

主人公級の男の子2人のうち、年上の子が決勝戦で苦戦して

「でもまあ、初出場で決勝まで行ったんなら悪くねー」

と諦めかけた時、年下の子に励まされて

「なに冷めて負けた言い訳考えてんだよ」と立ち直ります。




今の自分を全部出し切れ!

反省会はその後だ!



・・・震えましたね。私がいい漫画に出会ったときに出る癖です。

そう。技術的な反省とか、言い訳なんて試合が終わった後でいい。

私もよくリードされると、負けたときの言い訳を考えたりしますが

「相手が強かったとか、調子悪かったとかってみんなに報告すんのかよ!」と立ち直るようにしています。



・・・しかしこの漫画、後で調べてみると、ネットで凄い評判になってるんですね(・・;)

お仕事で怪我をされたようで、漫画もテニスもお休み中ですが

1ファンとして、心より復帰をお待ちしております。


名言 | 投稿者 田舎師 22:52 | コメント(0)| トラックバック(0)

名言シリーズ 3月のライオン②

『3月のライオン』7巻が発売されました。

3月のライオン7巻

プロ棋士が主人公の漫画なのに、なかなか将棋が出てこない漫画ですが
すっかりはまってしまいました。。。

特に6巻~7巻にかけては、いつの間にか孤独が癒されていたことに気づいた桐山くんの
涙が止まらなかったり、ひなちゃんのイジメ問題に大きな進展があったりと
それはもう感動しまくりでしたよ。将棋は5ページくらいしか出てこないけど(・∀・;)



今回の名言は7巻の冒頭、前回まで悪役として描かれていた山崎五段の言葉です。

『信じれば夢は叶う』という言葉は、あまりにもはしょり過ぎで
「何もしなくても」「ただ信じていれば」叶うみたいじゃないか、と。
だから正確には

『信じて 他のどのライバルよりも1時間長く

 毎日 努力を続ければ

 ある程度迄の夢は、かなりの確率で 叶う』


だと言うのです。



プロ棋士という、才能に恵まれた人間が努力を続けて、それでも差がついてしまう世界。
みんな当たり前のように努力しているから、自分の努力が報われるとは限らない。
最大限の努力を重ねて、己の限界を感じた人間しか言えない言葉なのでしょう。

「信じれば夢は叶う」
「努力は必ず報われる」
「正義は必ず勝つ」

などという耳触りの良い言葉が、なんだか薄っぺらく感じられます。



だからと言って努力をやめてしまっては、
「ある程度までの夢が叶う確率」さえも0%になってしまいます。



大会で優勝するために、あの人に勝つために、自分の理想のテニスに近づくために、
日々練習を続け、筋トレをし、走り込み、取れそうもないボールを追いかけるのです。

さー!練習やるよー!


名言 | 投稿者 田舎師 21:53 | コメント(2)| トラックバック(0)

名言シリーズ グラゼニ

前から気になってましたが、とうとう出張の合間にネットカフェで読んできました。

週刊モーニングにて連載中の『グラゼニ』

グラゼニ

成果主義であるプロ野球においての「カネ」をテーマとした作品で、試合描写よりも
金勘定の話がメインとなる。
プロ野球を題材とした漫画としては珍しく主人公が左の中継ぎ投手という比較的地味な
ポジションであり、その視点から描くことで超格差社会であるプロ野球のシビアな世界が
より強調されている。(Wikipediaより)



この漫画、ほんとに金金金です(・∀・;)

そもそも主人公が、12球団の1軍選手の年俸を暗記しているほどの年俸マニアで

自分の年俸以下の打者相手には上から目線で圧倒するが、高給取りには途端に萎縮して

打たれてしまうというもの。

グローブに子供の名前が書いてある崖っぷち代打、なかなか芽が出ないドラフト1位ルーキー、

自分がぶつけたデッドボールで引退寸前のロートル選手、年俸10倍の豪傑・・・といった打者を相手に

金と涙のドラマを展開するのです。



この作品、タイトルそのものが 南海ホークス(現ソフトバンクホークス)の名監督・鶴岡一人

グラウンドには銭が落ちている(埋まっている)』という名言が元になっています。

華やかなプロ野球選手の生々しい現実。大人にお勧めの野球漫画です。



・・・・・・。

テニスと関係ないね(・∀・;)

コートに銭が落ちてるかもしれないから、探してみて。


名言 | 投稿者 田舎師 20:06 | コメント(0)| トラックバック(0)

名言シリーズ ベルセルク

ヤングアニマルで連載中の漫画 ベルセルク

ベルセルク

身の丈を超える巨大な剣を携えた剣士ガッツの復讐の旅を描いたダーク・ファンタジー。
題名の『ベルセルク』は北欧神話の狂戦士伝説に由来している。

細部に渡って緻密に描き込まれた重厚な画に加え、長大な俯瞰とモブシーンの多用、
主要キャラクターの内面と感情的な繋がりを表現するストーリー、壮大な世界観が特徴である。
日本国内のみならず海外でも単行本が出版され、世界中で支持を集めている。(Wikipediaより)



興味の有り無しがはっきり分かれる作品なので、細かく説明はしませんが
隻眼隻腕の剣士が人外どもに復讐を挑む物語です。



ガッツはあまりに桁外れの強さを誇るため、努力の無意味さを感じるほどですが
もちろん生まれた時から強かったわけではなく、(回想編の)少年時代から戦場を駆け巡って経験を積み、
壮絶な体験を重ねて力を増してきたのです。



そんなガッツが、野心だけは一人前な押しかけ弟子のイシドロに伝えた言葉がこちら。


お前何十年も修行して

達人になるのを待ってから戦場に出るつもりか?

気の長げェ話だな。



はい。耳が痛いですね。

何年も何十年も練習して、絶対優勝できる自信がついてから大会に出ますか?
それではいくら技術があっても、大会の雰囲気に呑まれて力を発揮できないでしょう。
周りの見えない半端な達人が、名もなき兵士に囲まれて散るのと一緒です。



戦場と違って、テニスの大会ではまず死ぬことはありません。

たくさん大会に出て、色々な場所で色々な人と戦って、緊張して悔しい思いをして、
また練習して、それでようやく少しだけ強くなるのです。

さー、思い切って大会デビューしてみようぜ!たくさん悔しい経験をして強くなろう!


名言 | 投稿者 田舎師 21:17 | コメント(0)| トラックバック(0)

名言シリーズ 塚原卜伝

戦国時代の剣豪、塚原卜伝(つかはら ぼくでん)

39度の合戦、19度の真剣勝負に臨みながら一度も負傷しなかったと記述されている。
生涯に斬った剣士の数は、記録に残っているだけでも212人。(Wikipediaより)



はい、強いですね。無敗の剣聖です。
この卜伝先生、強さの・・・というより無敗の秘訣は「用心深さ」でした。

いくら強いからといって、真剣勝負では何が起きるかわからない。
まして戦場では、どこから矢玉が飛んでくるかわからない。
今に伝わる数々の逸話は、卜伝先生の勝負観を物語っています。



落ち葉落ち葉卜伝先生の逸話①落ち葉落ち葉

琵琶湖を渡る船の上、武芸者であろう若者が
「俺負けたことないんだよね。俺様無敵?つーかみんな弱すぎ?俺超Tueeeee!」
とか何とか大声で自慢話を始め、周りの客が迷惑がっていました。
見かねた卜伝先生は名乗りを上げ、「そこの小島で勝負しよう」と言います。
ウザい若者は小島に飛び移り、さあ来いと構えますが
卜伝先生は船の櫂を一突き、沖に漕ぎ出してしまいましたとさ。



落ち葉落ち葉卜伝先生の逸話②落ち葉落ち葉

ある日、卜伝先生の弟子が通りを歩いていると、前にいた馬が暴れだしました。
誰もが蹴飛ばされると思ったのですが、弟子は燕のように身を翻して避け、人々を感嘆させました。
しかしそれを見ていた卜伝先生、「未熟者めが」と呟きます。
どうすれば良いのですか?と聞かれると、
「私なら最初から蹴られるような所を歩いたりしない」と答えたそうな。



落ち葉落ち葉卜伝先生の逸話③落ち葉落ち葉

卜伝には3人の養子がいましたが、家督を譲るためにそれぞれを試そうと考えました。
鴨居の上に木片を置き、襖を開けると木片が落ちるような仕掛をしたのです。

・三男は落ちてきた木片を真二つに切り捨て、部屋に入ってきた。
・次男は木片が落ちてくると身をかわし、刀の柄に手をかけ、それが木片であることを確認して
 入ってきた。
・長男は先に木片を取り除いてから部屋に入ってきた。

これを見た卜伝は、長男に家督を譲ることに決めたといいます。



卜伝先生独特の勝負観、これはスポーツにも通じますね。

派手にジャックナイフやらドライブボレーをかますより

落ち着いて地味な球をオープンコートに決めたらいんじゃね?というお話でした。


名言 | 投稿者 田舎師 20:02 | コメント(0)| トラックバック(0)

名言シリーズ GIANT KILLING

久々に漫画にはまりました。

週刊モーニングにて連載中の GIANT KILLING

Giant Killing05


低迷するクラブチームの監督を主役にしたサッカー漫画で
タイトルの「ジャイアント・キリング」とは「番狂わせ」「大物食い」を意味する言葉であり、
スポーツ競技において、実力差がある格上の相手に対し、格下が勝利を挙げた場合に使う。
(Wikipediaより)



正直サッカーにはあまり興味がなく、当然知識も少ないわけで

サッカーの監督って何してんの?コロコロ替わるけどそんなに重要なの?という印象でしたが

戦術や駆け引き、選手の個性を引き出す采配、モチベーションのコントロールなどを見せられ

すっかりサッカーの印象が変わりました。



この漫画の面白さは、個性爆発のキャラクター達にあると思います。

ある選手は俊足だがメンタルが不安定、この選手は精密なパスを出すが守備が苦手、

またある選手はスピードも技術もないが泥臭いプレイができる・・・

そしてそれを効果的に組み合わせて戦術を立て、刻々変わる戦況に合わせ指示を出す監督。



主人公の達海猛(タッツミー)監督は、一見いい加減で破天荒な言動の裏で

実は研究熱心、相手の弱点を見抜く洞察力を持ち、試合では徹底的に突く智将ですが

選手に対する指示は単純明快。簡単に戦術を説明したら、あとは



「お前さー、この試合楽しんでる?」



「なんだなんだ俺だけか

 この試合面白くなると思ってんのは」



「俺言ったろ?

 大事なのはお前らが

 この試合を面白がられるかどうかだって」




徹頭徹尾、ゲームを楽しんで来いと言うだけです。

試合中に技術的・戦術的なことを聞かれても「さんざん練習でやってきたじゃん」と相手にしません。

ゲームを楽しんだ者が実力を出し切れること、結果的に良いプレイができることを知っているのでしょう。



私もこれには大賛成です。

テニスの試合中にミスが重なったとして、手首がどうこう、腰のひねりがどうこう・・・と直そうとしても

たいてい余計におかしくなるだけです。



フォームやら打点やら、技術的なことは練習でさんざんやってきたはず。

試合が始まってしまったら、もうあとは楽しむだけ。結果は後からついてきます。



・・・それが難しいんだよなーーー。

ま、意識しているとしてないとでは違ってくるものです。

さー、今年もたくさん楽しむぞー!!


名言 | 投稿者 田舎師 20:23 | コメント(2)| トラックバック(0)

名言シリーズ 舩坂弘

先日書いたハンス・ウルリッヒ・ルーデルが『リアルアムロ・レイ』

シモ・ヘイヘが『リアルゴルゴ13』とすれば

この人は間違いなく『リアル江田島平八』でしょう。



「不死身の分隊長」 舩坂弘



剣道と銃剣道の達人であり、射撃の名手。
しかしこの人の真価は戦闘術などではなく、人間離れした生命力と精神力でした。
第二次大戦における「アンガウルの戦い」において、まさに人外の奮戦を見せます。

・擲弾筒で米兵を200人以上殺傷。

・大腿部に致命傷を受け、軍医から自決用の手榴弾を渡されるも夜通し這って帰還。

・何度も瀕死の重症を負うも、不思議と翌日には回復。

負傷して弾切れの状態で敵に包囲された際、銃剣のみで3人倒して突破。



しかし食料も水も尽き、腹部盲貫銃創(銃弾が腹部を貫通)を受けて傷口に蛆虫が湧くのを見て
さすがに不死身の船坂軍曹も覚悟を決めます。
自決用の手榴弾を握り締め、信管を抜いて・・・1秒、2秒、3秒、4秒、5秒・・・

不発。



その後腹部の蛆虫を拳銃弾の火薬を患部に流し込んで駆除

この時あまりの激痛に意識を失い、半日ほど死線をさまよう。



意識が戻ると、死ぬ前にせめて一太刀とばかり米軍司令部への単身斬り込み・自爆を決意。
このときまでの負傷は大小24箇所、重傷は左大腿部裂傷、左上膊部貫通銃創2箇所、
頭部打撲傷、左腹部盲貫銃創の5箇所。おまけに右肩捻挫、右足首脱臼。



手榴弾6発を体にくくりつけ、数日間這ってとうとう米軍司令部に辿りついたが

手榴弾の信管を叩こうとした瞬間、頸部を撃たれて昏倒し、ついに戦死。

米軍軍医は、手榴弾と拳銃を握り締めたままの指を一本一本解きほぐしながら

「これがハラキリだ。日本のサムライだけができる勇敢な死に方だ」と語ったという。



・・・・・・


3日後、米軍野戦病院で 蘇生

情をかけられたと勘違いした舩坂は、周囲の医療器具を叩き壊し

駆けつけた兵士の銃口に自分の身体を押し付けて「撃て!殺せ!早く殺せ!」と大暴れ



捕虜訊問の後、ペリリュー島の捕虜収容所に身柄を移されたが、どう見ても瀕死の重傷だったので

警戒が緩く脱走

その夜、米軍弾薬庫に何者かが忍び込み、謎の大爆発

翌朝には収容所に戻り、何食わぬ顔で翌朝の点呼に参加。



終戦後、無事生還して故郷に帰り

「舩坂弘之墓」と書かれた墓標を自ら抜いた彼は、数々の負傷を振り返ってこう言った。



「生まれつき傷が治りやすい体質であったことに

 助けられたようだ」




そんな体質あるのかよ!(・∀・;)

もうどこから突っ込んだらいいのかわからないよ!

ルーデルさんと同じく、やはり普通の人に人外の真似はできませんよ、というお話でした。


名言 | 投稿者 田舎師 20:26 | コメント(2)| トラックバック(0)

新井白石「一粒の米」

急用のため練習を休んでしまいました。

生きている以上、世間のしがらみからは逃れられませんが

せっかくバックハンドに自信が持てるようになってきたのに残念です。



私などが言うまでもなく、練習は積み重ねが大事です。

どこかでこんな話を聞いたことはないでしょうか。



「一粒だけ米びつから米を取っても減ったとは分からない。
 逆に一粒入れても増えたかどうか分からない。
 しかし、一年、二年続けると増減が分かってくる。
 学問も同じ。一日勉強したから利口になるわけではない。
 一日怠けたから愚かになるのでもない。しかし、一年、二年続けば、必ず変わってくる」



本物は暴れん坊じゃなかった徳川吉宗さんと一緒に「享保の改革」を進めた新井白石が、

幼少の頃、勉強をさぼって父親に諭された話だそうです。



その日の練習によって出来不出来はあるので、

大きな一粒もあれば、目に見えないような一粒もあるでしょう。

もしかしたら今日の練習に出ていれば、直径10mの一粒が手に入ったかもしれません。

今日の練習に出ていれば、ジョコビッチに勝てるようになっていたかもしれません。



あーあ。もったいない。


名言 | 投稿者 田舎師 21:48 | コメント(0)| トラックバック(0)

名言シリーズ 升田幸三

没後20年経っても、「好きな棋士アンケート」等があると常に上位にランクされる

升田幸三 実力制第四代名人。

升田幸三

酒豪な上に1日200本のヘビースモーカー、

激戦地のポナペ島(現在のポンペイ島)に送り込まれるも執念で生還、

終戦後GHQに呼び出されて将棋に難癖をつけられるも、酒を飲みながら以下のように論破。


「チェスと違って日本の将棋は、取った相手の駒を自分の兵隊として使用する。
 これは捕虜の虐待であり、人道に反するものではないか」

「チェスで取った駒を使わんのこそ捕虜の虐殺である。日本の将棋は、虐待も虐殺もしない。
 これは能力を尊重し、それぞれに働き場所を与えようという思想である。しかも敵から味方に
 なっても、元の官位のままで仕事をさせる。これこそ本当の民主主義ではないか」



いやもう、カッコ良すぎる爺さんです。



その数々のエピソードはリンクからWikipediaを見て頂くとして、

この升田幸三が名人位に就き、扇子に揮毫したのがこちらの文字。


新手一生


数々の新手を対局の場で公表し、ファンを意識した

『魅せる将棋』『ゼニになる将棋』を目指した彼らしい言葉です。



我がテニスチーム弾丸では、文句なしに中村さんですな。

全部ドライブボレーで打てれば、普通のボレーなんかいらない!

まさに新手!誰が笑おうとも、私は応援してるぜ!



名言 | 投稿者 田舎師 20:16 | コメント(0)| トラックバック(0)

名言シリーズ 福田雅之助

最近テニスできなくてテンションが下がっているので、

こんな時のために温めておいた名言を。



テニス好きなら知っている人も多いでしょう、

早稲田大学庭球部OB 福田雅之助の「庭球訓」


庭球する心



この一球は絶対無二の一球なり

されば身心を挙げて一打すべし

この一球一打に技を磨き体力を鍛へ

精神力を養ふべきなり

この一打に今の自己を発揮すべし

これを庭球する心といふ



あの松岡修造も、1995年のウィンブルドンでプレー中にこの言葉で自己暗示をかけて

ベスト8を勝ち取ったそうです。



我々もこの一球一打、目の前のボールを打つためだけに

数年数十年の練習を積み重ねてきたはずです。

心身を挙げて打つからこそ、次の一打につながる。

そう考えれば、いつもの練習の何でもない一球でも無駄にはできません。



さあ!仕事なんかやってる場合じゃない!

練習だ練習!!



名言 | 投稿者 田舎師 20:25 | コメント(0)| トラックバック(0)

名言シリーズ シモ・ヘイヘ

先日の「空の魔王」ルーデルさんに続いて、もう一人。

フィンランドの「白い死神」 シモ・ヘイヘ

史上最多の確認戦果505名という驚異のスナイパーです。



このヘイヘさん、もともとは猟師兼農民でした。

陸軍に入隊後、故郷の町に近いコッラー川の周辺での防衛任務に就いた彼は

平均気温-20℃から-40℃という酷寒の中で、純白のギリースーツに身を包んで狙撃を行い

その活躍によって「白い死神」とあだ名された。

(Wikipediaより)



敵軍のソビエト側ではもはや旧式のライフルを、しかもスコープをつけずに使用しているのに

300m以内ならほぼ確実に目標の頭部を狙撃。

迫撃砲に砲撃させようと無線機を使おうとしたが、何者かに狙撃され大破していた。

仕方なく砲撃陣地を見に行ったら、伝令と砲兵が何者かに狙撃されていた。



ヘイヘ含む32名のフィンランド軍は4000人のソビエト軍を撃退(誇張あり?)、

とうとう終戦までコッラー河付近の領土を守り抜いた。

505名という公式記録は戦争開始から負傷するまでの約100日間のうちに残されており、

しかも狙撃銃以外の火器による数字は含まれていない。



ルーデルさんと同類ですな(・∀・;)



これほどのスナイパーなら何か秘訣があるのだろうと尋ねたら、ただ一言


「練習だ」


ええ、まあ、そうですよね(- -;)


名言 | 投稿者 田舎師 22:20 | コメント(0)| トラックバック(0)

名言シリーズ ハンス・ウルリッヒ・ルーデル

この人をご存知でしょうか。

第二次世界大戦中のドイツ空軍大佐 ハンス・ウルリッヒ・ルーデル



出撃回数2530回、被撃墜回数30回

戦果:戦車519輌、装甲車・トラック800台以上、火砲150門以上、

装甲列車4両、戦艦1隻、駆逐艦2隻、上陸用舟艇70隻以上、航空機9機・・・

(Wikipediaより)



あまりの戦功にソ連軍からは賞金10万ルーブル(現在の日本円で約1億円)の賞金を懸けられ、

65機撃墜のソ連でも有数のエースパイロット(もちろん戦闘機)を爆撃機で撃墜し、

高射砲により右足を失うが完治する前に病院を抜け出して義足で再び出撃し、

ルーデルが死ねば全軍の士気に影響が出るとして、総統ヒトラーに「昇進させてやるから出撃するな」

と言われたが断った。



嘘くさいでしょ?(・∀・;)

ええ。あんまりな撃墜スコアです。当時は撃墜数を水増しすることも少なくなかったようで・・・



何度か負傷した時も病院からこっそり抜け出しては出撃、右足を切断してからは

さすがにおとなしく司令官として地上にいると上層部に思われており、

誰が破壊したかわからない戦車 が大量に発生したため

「お前らがやった事にしておけ」 とばかりに部下に功績を譲ったので、

嘘くさい撃墜スコアは実はこんなものではなかった とさえ言われています。


そのルーデルさん、終戦後に
「何故あのような遅い爆撃機で2500回も出撃し、生き残ることが出来たのか?」
と聞かれて、こう答えました。



「私には、これという秘訣はなかったのだが…」



 変態 天才の真似はできない、ということですな(・∀・;)

身長も筋力も技術も何もかも違うんだから、マッケンローのボレーとかナダルのストロークを
真似するより、自分なりのフォームを見つけようと思います。

・・・ってまとめたら、少しはテニスブログっぽくなった?


名言 | 投稿者 田舎師 21:04 | コメント(2)| トラックバック(0)

名言シリーズ HUNTER×HUNTER

さやかちんから借りました!

HUNTER×HUNTER 28、29巻。

ネットカフェでも読みましたが、何度も何度も読み返しました。



いやーーー、やっぱり面白いですな。

頭の切れるキャラクターがたくさん出てくる作品ですが、

キャラ同士の読み合い・騙し合い・駆け引きが絶妙です。

最近はこういう「大人がハマる」漫画が多くて喜ばしいですな。



この巻での山場はネテロ会長 vs メルエム。

ネテロ会長は八方手を尽くした上で、(敢えて?)遥かに底力で上回るであろう敵との

直接対決に臨みます。



スターここで出ましたよ、上達のヒントになる名言。



「オレが求めた武の極みは 敗色濃い難敵にこそ、全霊を以て臨む事!!」


感謝するぜ、お前と出会えたこれまでの全てに!!


ネテロ


うおー!!

テニスゼロに書いてあった

「対戦相手は敵ではなく、上達を手伝ってくれる味方」 と同じじゃないですか。



そう。パートナーに、対戦相手に、サークルのみんなに、大会の実行委員に、テニス協会に、

テニスコートを作ってくれた人達に、整備してくれている人達に、テニスというスポーツに。


これまでのすべてに感謝!




名言 | 投稿者 田舎師 20:24 | コメント(0)| トラックバック(0)

名言シリーズ 鋼の錬金術師

累計発行部数5000万部。

全27巻で完結した「鋼の錬金術師」


はがれん


少年誌で連載、アニメ化、ゲーム化されているので子供向けの漫画というイメージがありますが

ストーリーといい設定といい台詞回しといい、実は大人がターゲットのように思えます。

ガンダムや銀英伝同様、10年20年後にも語り継がれていく作品でしょう。



内容についてはリンクからWikipediaを見ていただくとして、

作者のセンスが光る名言の数々を並べていくだけでも伝わるものがあると思います。



「偽善で結構!やらない善よりやる偽善だ!」


「立って歩け、前へ進め。あんたには立派な足があるじゃないか」


「これからこの世を背負って行く若者に、今この世を背負っている大人の・・・

 我らの生き様を見せんでなんとする!」



他にも検索すればいくらでも出てきますが、一応テニスブログなので

上達のヒントになる言葉を選んでみました。



成し遂げたい目的があるのだろう。

立ち止まっている暇があるのか?



くっそー、残業してる場合じゃなかった!

立ち止まっている暇などない、明日こそ練習だ!


名言 | 投稿者 田舎師 21:58 | コメント(0)| トラックバック(0)

名言シリーズ 図書館戦争

私の新たなバイブル 「図書館戦争」 (全4冊・外伝2冊)が文庫化されました。


図書館戦争


作者は有川浩さん。最近は「フリーター家を買う」「阪急電車」など
作品が続々ドラマ化されているので、知っている方も多いでしょう。


友人が勧めてくれた本ですが、最初は図書館から借りて読んだのに
どうしても手元に置いておきたくなって、古本屋で保存版として買い直しました。



公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる「メディア良化法」(実質上の検閲の合法化)
が施行され、武力を伴う検閲が許された「良化特務機関」に対抗して
本を、ひいては表現の自由を守るために武装した「図書館図書隊」。

長年に渡る抗争で、実戦経験においては自衛隊を凌ぐとさえ言われる図書特殊部隊に配属された
体育系女子・笠原郁を主人公に物語が展開していきます。



「本を焼く国ではいずれ人を焼く」

「君たちは―公序良俗を謳って人を殺すのか!」


とあるように、表現の自由、言論弾圧というテーマが根底にあり、
いま現実に行われている興味本位の過剰報道、偏向報道、匿名の書き込みなどを
考えさせられる内容になっています。



・・・と説明すると何だかお堅い本に思えますが、ノリはSFでバトルな恋愛小説?です。
こういう 「ノリが良くて」 「メッセージがあって」 「読んでて楽しい」本は何度でも読みたくなりますな。
漫画やアニメにもなって、腐女子のみなさんにも人気みたいだよ!



ん?

テニスに関係ないって?


うん、ないよ!


名言 | 投稿者 田舎師 21:54 | コメント(2)| トラックバック(0)

名言シリーズ スラムダンク

さて。

有名すぎて気が引けますが、いっときますか。「スラムダンク」

内容については今さら触れませんが



先生、バスケがしたいです

オレたちは、強い!!

あきらめたらそこで試合終了ですよ?


安西先生


まさに名言の宝庫です。

その中であえてテニス用に1つだけ選ぶとしたら、私はこれを推します。


「シュート2万本です」


天才的な運動能力を持ちながらバスケ素人、という桜木花道に

安西先生が示した課題です。



さて、私達は今まで何本のサーブを打ったでしょうか。

私はテニスを始めて約15年、練習は週2回、一度の練習でサーブ30本打ったとすると・・・
 

 30本  ×  週2回  ×  52週  ×  15年  =  46800本



実に約5万本。

もしサーブが入らなくて苦しくなったら、今まで積み重ねてきた練習を思い出しましょう。

こんなに打って入らないわけがない!自分を信じて打つべし!



名言 | 投稿者 田舎師 22:00 | コメント(0)| トラックバック(0)

名言シリーズ 3月のライオン

ハチワンダイバー以来、将棋漫画にはまっています。

というよりハチワン以来、面白い将棋漫画が続々と出てきました。

羽海野チカ作 「3月のライオン」


3月のライオン


中学生プロ棋士(本作開始時点で高校生)の桐山零くんと周囲の人々が
いじめや孤独、過去の不幸な記憶などの心の傷と向き合い、失われたものを少しずつ
取り戻していくお話です。



今日の名言は桐山くんの先輩棋士、島田八段の一言。
気遣いも面倒見も良く、粘り強い棋風の苦労人です。
必死に努力を積み上げてタイトル戦の挑戦者になり、天才・宗谷名人と対局しますが
いきなり3連敗と追い詰められます。



才能に恵まれた上に努力を怠らない宗谷名人と自分を鳥と虫に例え、
歩いても歩いても差が縮まらないと感じながら桐山くんに伝えた言葉がこちら。



 『抜けない事があきらか』だからって

 オレが『努力しなくていい』って事にはならない



いやー、震えました。

タイトル戦3連敗と実力の差を見せつけられ、積み重ねてきたものを否定されて、この言葉。

まさに漢の中の漢です。

追い詰められてなお、こういうカッコいい言葉が吐ける漢になりたいですな!


名言 | 投稿者 田舎師 21:39 | コメント(0)| トラックバック(0)

名言シリーズ ハチワンダイバー

さて。

本日の名言は、将棋の兄弟子・柴田くん作の漫画「ハチワンダイバー」より。



主人公の真剣師・菅田は、メイド真剣師・そよちゃんの紹介で
漫画家真剣師・文字山ジローと対局します。



菅田が負ければ一生かかってでも漫画家を目指すことになり、
文字山が負ければ連載中の漫画「なるぞうくん」の主人公を落書き「ハチワンくん」に変えるという
まさに負けた方の人生が確実にズレる一戦です。


文字山1


駒と会話できるという 変態 強敵・文字山との戦いの後、
震えが止まらない菅田にメイド真剣師・そよちゃんが言います。



ご主人様、100局指すより1局の真剣勝負です。

今日の将棋で、また強くなりましたね。



そう。前置きが長くなりましたが・・・

仲間内の練習試合より、大会に出た方が強くなれるよ!!

というお話でした。



-----2012/02/20追記-----

カテゴリ整理しました。

初心者向けの解説がありますので、

興味のある方は左のカテゴリ「ハチワン」をご覧ください。


名言 | 投稿者 田舎師 19:12 | コメント(0)| トラックバック(0)

名言シリーズ 銀河英雄伝説

1982年発刊、2009年時点で総計1500万部。

田中芳樹の代表作にしてSF小説の金字塔、銀河英雄伝説


今考えれば確かにベタで大仰な題名ですが、
30年経っても色褪せない私のバイブルです。


30代の自称読書好きに「ん?知らない」とか
図書館で「んー、ありませんねー」とか言われたら

( ゚д゚)はぁ?
 と言っていいでしょう。



ものすごく簡単に説明すると、

専制君主制を敷く銀河帝国に属する「常勝の天才」ラインハルトと
民主共和制を唱える自由惑星同盟に属する「不敗の魔術師」ヤン・ウェンリー
2人の主人公を中心に語られる物語で、

「最高の専制政治と最悪の民主政治、どちらがましか?」

という問いかけが常に根底にある架空歴史小説です。



銀英伝の名言は、それこそ検索すれば星の数ほど出てきますが
多くが政治色・軍事色が強すぎてスポーツには向かないような気がします。

でも、中には汎用性に富むものもあります。
ヤンの後輩の艦隊司令官、ダスティ・アッテンボロー曰く「宇宙最強の言葉」


「それがどうした!」


これはすごい。
どんなに絶望的な状況でも、何とかなりそうな気がしてきます。


相手は第1シード?

とんでもないキックサーブを打ってくる?

ものすごいストロークを打ってくる?

0-5で負けてる?

転んで血だらけ?



それがどうした!



ほら!なんか勝てそうな気がしてきた!

名言 | 投稿者 田舎師 20:20 | コメント(0)| トラックバック(0)

名言シリーズ 桑田真澄

私は巨人が嫌いです。

が、好きな選手は結構います。桑田真澄投手もその一人。


剛速球を投げるわけではない、必殺のウイニングショットをもっているわけでもない。
が、抜群のコントロールとコンビネーション、そして頭脳で173勝を挙げた名投手です。


右肘靭帯断裂、足首捻挫などの怪我を克服して投げ続け、
起用方法を巡って首脳部と数年にわたり対立、
超一流の実績にもかかわらず引退試合は無し。
ピッツバーグ・パイレーツに移籍後、メジャー公式戦デビュー目前で右足首靭帯断裂。


不屈の精神力で再びメジャーに昇格して迎えた初登板、
さすがに往年のキレはなく打ち込まれますが、その日のコメントがこちら。


野球の神様に『ありがとう』と言いました


これほどの苦難に遭いながら、
やっと上った夢の舞台で結果を出せずに舞台を降りながら、
出てきた言葉は「ありがとう」でした。


自分にできることを全てやり尽くした人だけが言える言葉なのでしょう。


どんな結果が出ても「ありがとうございました」と言えるように
明日も練習するのです。

名言 | 投稿者 田舎師 23:11 | コメント(0)| トラックバック(0)

名言シリーズ 川上哲治

もはや説明不要の「打撃の神様」川上哲治

別人の言葉だという説もありますが、誰もが耳にしたことがある


「ボールが止まって見えた」


こうなると、もう何を投げても無駄無駄無駄無駄無駄ァッですな。
投げるピッチャーがかわいそうです(・∀・;)


スポーツ選手などの集中力が高まり、実力を100%発揮出来るような精神状態を
「ゾーンに入る」と言いますが、まさにそれでしょう。


レベルは全く違いますが、私も野球やテニスで似たような経験があります。
私の場合は


「相手が打つ前に弾道が白く見える」


です。
どこにボールが来るか、投げられる(打たれる)前にわかるんです。
ついでに自分の弾道も、打つ前に白く見えます。

そんなバカなと言われても、見えるんだからしょうがない困った


むー。感覚的すぎて言葉で表現するのが難しいですな。
他の人はどう見えてるんだろう?コメント欄にでも書き込んでくだされ。

名言 | 投稿者 田舎師 23:13 | コメント(0)| トラックバック(0)

名言シリーズ 津田恒実

プロ野球ファンなら覚えている方も多いでしょう、
炎のストッパー 津田 恒実(広島)。


ピンチになるほど球速が上がり、ランディ・バースに「ツダはクレイジーだ」と
言わしめた広島のリリーフエースですが、
実はプロ入り前は自他共に認めるチキンで、高校時代には監督から
「精神安定剤だ」と小麦粉を渡されるほどだったそうです。



「弱気は最大の敵」



という座右の銘や打者に真っ向から立ち向かう投球スタイルは、
元々は自らの精神的な弱さを克服するために心がけていたものでした。


プロ野球選手、それもリリーフエースという人間は
もともとメンタルが強いものだと思っていましたが、
伝説のストッパーとまで呼ばれる人でさえ、訓練を重ねて自分を信じて、
それでも弱気の虫は抑え切れないもののようです。


子供の頃にテレビで見た、マウンド上で雄叫びを上げる津田。
あの人でさえ弱気と戦っていたなら、自分なんてチキンになって当然。



弱気は誰にでも出てくるもの。

でも負けてはいけない。



最近アドコートからのサーブを打つとき弱気になっているから、
「弱気は最大の敵!」と呟いてから打ってみよう!

名言 | 投稿者 田舎師 23:05 | コメント(0)| トラックバック(0)

名言シリーズ 新庄剛志

最初に言っておきます。
この人はあまりに特殊です。私達凡人には参考になりません(・∀・;)


しずく落ち着きがなく、小学生時代に8回も交通事故に遭っている人です。

しずく子供の頃からどんなスポーツでもすぐに一番になってつまらなかったので、
  簡単に一番になれなかった野球をやろうと考えた人です。

しずく敬遠球を事前に練習しておいてサヨナラヒットにしてしまった人です。

しずく引退宣言の2日後に撤回した人です。


どれを取っても常人とはかけ離れていますが、
その言動たるや



「自分で言うのもなんだけど結構人気者です」



「早くブーイングの起こる選手になりたい」



「今シーズンはどんなプレーを見てほしいですか?」

「うん。お尻かな」



「チャンスでしか打てないバッターと思われたい」



「ヘラヘラして、相手をカリカリさせて勝ちたい」



ダメです。確率と計算と読みでプレイする私みたいなタイプにとって
こういう人は天敵です(・∀・;)


いったい何を考えているのか?
どこまで本気なのか?
次は何をしてくるのか?


考えれば考えるほどドツボですしずく


こんな人と出会ったら、生まれつきのスーパースターと認めた上で
言動に惑わされずに戦うしかないのでしょう。



「まさに天才」



見てみたいけど、友達にはなりたくないな ・w・;

名言 | 投稿者 田舎師 11:28 | コメント(2)| トラックバック(0)

名言シリーズ ジョジョの奇妙な冒険

さて・・・そろそろ行きますか。

あまりにも有名すぎる


「だが断る」



一応説明すると、「ジョジョの奇妙な冒険」に出てくる岸辺露伴の言葉です。

取引を持ちかけた敵に対して、誘いに乗ったように見せかけ

だが断る

「だが断る」。
かっけぇぇえええスター

りょーちんは「テニスには使えない言葉じゃないすかしずく
と言ってたけど、そんな事はありません。


昨日書いたように、テニスは将棋と同じく
「相手の要求通りに進めると必ず不利になる」スポーツです。



バックサイドにばかりサーブを打ってくる相手には

「だが断る!」とフォアに回り込んで強打を、


サーブ&ボレーで詰めてくる相手には

「だが断る!」と足元にリターンを、


ハイボレーを打たせようとロブを打ってくる相手には

「だが断る!」と無理矢理スマッシュを打ち込んでやれ!


名言 | 投稿者 田舎師 21:00 | コメント(0)| トラックバック(0)

名言シリーズ 逆境ナイン

いま仙台でオールスターゲームをやっているので、野球漫画の名言をもう一つ。


知る人ぞ知る傑作「逆境ナイン」。
今や絶版で入手困難なこの漫画、熱い。とにかく熱い。
くどくど説明するよりも、この名言の数々を見て頂こう。


「思い出は一生ものだが、決められるのは今だけだっ!!」

「逃げるが勝ち・・・ってコトワザもあるよな・・・」
「じゃあ、逃げろっ!!」

「もうダメです、先生!」
「ダメという言葉は使うな!本当にそんな気になってくる!」

「王貞治は、野球を観てた偉大な男ではない!やりぬいた生き様が偉大なのだ!
 くやしかったら756本打ってみろっ!!」

「確かにまぐればかりなら100回も続きはせんだろう。がしかし!!
 まぐれが10回でも続いた時、まだそれを人はまぐれと呼ぶか!? 否!! 実力と呼ぶ!!」



もはや人生訓と言える言霊の中でも、私が選ぶ名言中の名言がこちら。



「たしかに井の中の蛙 大海を知らず

 そういう言葉があります。

 蛙は大海を知らなかったかもしれない。

 だが、通用しなかったとはいってない!!

 大海を知らなかった蛙の中にも、

 十分大海に通用した奴はいたはずだ!

 それが、そんな言葉のトリックにひっかかって

 どれだけの才能がつぶされてきたことか!」



昨日の「自信とは楽観的勘違いだ」に似ています。

つまらない一般論に惑わされずに、大海に出よう!

そして勘違いして叫ぼう!


「俺ってすごくね!?」


目から落ちたウロコは10枚でした。
名言 | 投稿者 田舎師 15:04 | コメント(0)| トラックバック(0)

名言シリーズ ONE OUTS

最近「ONE OUTS」という漫画にはまっています。


投げられるのは120km/hのストレートのみという賭博師が
洞察力と勝負勘を武器にプロの打者を翻弄し、次第にプロ野球界を
大きく動かしていく・・・という、異色の野球漫画です。


後に「LIAR GAME」を描いた甲斐谷忍さんが作者なので、
人間の心理を突いた言葉が多く出てきますが
その中でもクリーンヒットしたのがこちら。



「勘違い結構じゃないか。

 自信とは『楽観的勘違い』だ」



チームメイトを口車に乗せて、前年防御率1位の投手に集中打を浴びせた時の台詞です。



偶然スーパーショットが決まると「俺ってすごくね?」

たまたま調子が良くて格上の人に勝てると「俺って強くね?」



いいじゃないか。勘違い結構じゃないか。
楽観的勘違い=自信なら、積み重ねれば実力になるはずです。
みんな、いいショットが決まったらこう言おう。



「俺ってすごくね!?」



本日の目からウロコは7枚でした。

名言 | 投稿者 田舎師 19:18 | コメント(0)| トラックバック(0)

名言シリーズ ヒカルの碁

囲碁ブームを呼んだ名作「ヒカルの碁」。
漫画は名言の宝庫ですが、この台詞は特に秀逸でした。


院生1位の成績を誇り周囲からの期待を受けながらも、
精神面の脆さから何度もプロ試験を落ち続けた伊角くん。

この年もプロ試験のリーグ戦で反則負けを引きずり連敗、
武者修行に向かった中国でも自信喪失。

そんな伊角くんに中国棋院の楊海八段が放った一言がこちら。


「感情に振り回されるな。

 これは自覚と訓練でできる。

 元々の性格なんて関係ない。

 修得できる技術さ、こんなもん」



くすだまこれは衝撃でした。

心の乱れから落としたゲームがいくつあったことか。
実力を出せないまま負けた試合が何度あったことか。


それが訓練で直るって言うんですよ?奥さん。


この言葉を目にした日から、ヒントになる言葉を探したり
テニスコーチのブログでもメンタルに関する記事を読みまくりました。


まだまだ結果は出てないけれど、少しずつ、でも確実に
試合中の感情をコントロールできるようになってきています。


「感情のコントロールは訓練で身につく」



目から落ちたウロコは過去最高の12枚でした。


名言 | 投稿者 田舎師 20:32 | コメント(2)| トラックバック(0)

名言シリーズ アントニオ猪木

雑誌に載っていた全盛期のアントニオ猪木の言葉。


「5~6しかない相手の力を7~8まで引き出して、10の力で勝つ」


すげえええええ。私なら
「自分の力を7しか出せずに、なんとか勝利してほっとする」
に違いない。

もしかしたら予想以上に相手が力を発揮して、負けることもあったかもしれない。
でも猪木はそれで後悔なんてしないんだろう。


「相手を引き上げてこそ自分も成長できる」


さすが超一流、その場の優劣、目先の1勝なんかより
はるかに高いところを見ている。

私も目先の1ポイント、目先の1勝を追うのはやめよう。
本当に欲しいものはもっと高いところにある!

本日の目からウロコは4枚でした。
名言 | 投稿者 田舎師 05:43 | コメント(0)| トラックバック(0)

名言シリーズ 松坂大輔

心技体のうち「体」と「技」は練習で身につくので、
「心」を強くするヒントは普段の生活から探すことにしています。

ある日ぽけーーーっとスポーツニュースを見ていると、レッドソックスの松坂大輔が出てきた。
多少打たれながらも7回を1失点に抑えて勝利投手になった時のコメント。


「今日は調子が悪かったので、悪いなりのピッチングを心がけました」


平凡なコメントだけど、キュピーーン(・_☆)ときましたスター

調子がいい時は、それなりのプレイができて当たり前。
問題は調子が悪い時にどうするか。

今日は調子悪いなー、こんなはずじゃないのになー、と落ち込むのは最悪。
さらに調子を悪くするだけです。


「調子が悪いことを受け止めた上で、今できる最高のプレイをする」


目からウロコが6枚落ちました。

名言 | 投稿者 田舎師 21:02 | コメント(0)| トラックバック(0)