1000勝1000敗への長い長い道のり 北海道北見市で活動している「テニスチーム弾丸」スタッフのブログです。

さて。

私はサークルで初級者コーチを担当しています。



テニスをしている理由も、性格も、もちろんレベルも様々で

ラケットを握るのも初めてです、という人から

もう試合に出てもいいんじゃない？という人もいます。



私も人に教えられるようなレベルではないので、細かいフォームなどにこだわらないようにしていますが

どうしても「これは絶対伝えた方がいいな」という部分は出てきます。

その時に気をつけていること。


伝えるポイントは１日に２つまで。


「ラケットはウエスタングリップで持って」
「足を肩幅に開いて」
「左手はスロートを持つ」
「相手が打ったらスプリットステップ」
「すぐにラケットを上から引く」
「ラケットを引いたまま走って」
「打点に近づいたら細かくステップ」
「左手をボールを掴むように前に出して」
「打ちたい方向に足を踏み出して」
「スピンをかけるためにラケットは下から振り出す」
「インパクトの瞬間ラケットを押し出して」
「プロネーションを利かせて振り抜く」


などと一度に言っても、普通の人は覚え切れません。

しかもフォアハンドストローク、バックハンドストローク、

フォアボレー、バックボレー、スマッシュ、サーブ・・・

もう訳わかめです（・∀・；）



大事なことはもう一度

伝えるポイントは１日２つまで。

そのまた半分、１日１つ覚えてくれれば上出来です。



その覚えた１つも来週には忘れてるはず。

何度も何度も忘れて思い出して、数年かかって１つ身についてくれれば

本人はもちろん、なんちゃってコーチも嬉しいのです。