2012年02月07日
ハチワンダイバー23巻解説
12月にハチワンダイバー23巻が発売されましたが
難解すぎて私の棋力では解説できないため、他サイトの更新を待っておりました。
私がいつも頼りにしているのはこちら ⇒ 三軒茶屋別館
こちらのサイトの解説を パクりました 参考にさせて頂きました。
さて、問題のチッチvs卑弥呼戦。
無理矢理テニスに例えれば、元女流名人のチッチは復帰後のヒンギスで
天才少女の卑弥呼はシャラぽんでしょうか。棋風は正反対ですが・・・。
相矢倉からチッチが先攻。ゆっくりしていると△4六銀からの反撃が厳しいので、
▲2四角と切って暴れる一手でしょう。
以下△同歩▲3五銀△4六銀▲2三歩△3二玉▲3三歩△4一玉▲2四銀△5八飛成▲2二歩成と
チッチは2筋を突破、卑弥呼は中央から飛車を成り込みます。
チッチは駒損覚悟の猛攻で2筋を食い破り、さらには卑弥呼の小さなミスに付け込み挟撃体制。
そして図の▲6四香が厳しい一着。これに対して卑弥呼は△5四銀打・・・これで受かっているのか?
以下▲6七飛△5五銀▲5七飛△4三金。ひたすら受け切りを目指します。
局面進んで、これが本局最難関の勝負手▲6四桂。
△同銀上と取りたいところですが、▲同金が▲5五飛以下の詰めろなので大変です。
△6二玉とかわしてどうか?と思ったら・・・
△5三玉!!こ、これは・・・王様自ら受け止めに行くのか!
まるで石崎くんの顔面ブロックだ!!@キャプテン翼
チッチが「読み抜け」と言っているように、相手の飛車に正面から向かっていく上に
▲5五飛と王手で銀を取られるので、指しにくい手です。
そもそも王手で駒を取られるというのは、駒を取られた上に守らなければいけないので
テニスで言えば一方的に走らされた挙句ポイントまで取られたような徒労感が残るのです。
しかしここでは△5四金が、取られそうな金を逃げながら飛車を攻めるピッタリの受けになりました。
図以下▲6三金△同玉▲5五飛△5四金でとうとう受け切り。
以降は戦力不足でどうやっても捕まりません。
チッチは時間切れまで指しましたが、勝敗は△5三玉で既に決しています。
終始一方的に攻めたチッチですが、卑弥呼のギリギリの受けの前に僅かに届きませんでした。
私のようなアマチュア低段クラスまでは、多少無理にでも攻めた方が有利になるものですが
棋力が高くなるほど無理は通らなくなってきます。
初中級まではシコラー有利で、中級以上は攻めなければ勝てないテニスとは正反対ですね。
・・・などとまとめれば少しはテニスブログっぽくなるかなー、という締めでした。
難解すぎて私の棋力では解説できないため、他サイトの更新を待っておりました。
私がいつも頼りにしているのはこちら ⇒ 三軒茶屋別館
こちらのサイトの解説を パクりました 参考にさせて頂きました。
さて、問題のチッチvs卑弥呼戦。
無理矢理テニスに例えれば、元女流名人のチッチは復帰後のヒンギスで
天才少女の卑弥呼はシャラぽんでしょうか。棋風は正反対ですが・・・。
相矢倉からチッチが先攻。ゆっくりしていると△4六銀からの反撃が厳しいので、
▲2四角と切って暴れる一手でしょう。
以下△同歩▲3五銀△4六銀▲2三歩△3二玉▲3三歩△4一玉▲2四銀△5八飛成▲2二歩成と
チッチは2筋を突破、卑弥呼は中央から飛車を成り込みます。
チッチは駒損覚悟の猛攻で2筋を食い破り、さらには卑弥呼の小さなミスに付け込み挟撃体制。
そして図の▲6四香が厳しい一着。これに対して卑弥呼は△5四銀打・・・これで受かっているのか?
以下▲6七飛△5五銀▲5七飛△4三金。ひたすら受け切りを目指します。
局面進んで、これが本局最難関の勝負手▲6四桂。
△同銀上と取りたいところですが、▲同金が▲5五飛以下の詰めろなので大変です。
△6二玉とかわしてどうか?と思ったら・・・
△5三玉!!こ、これは・・・王様自ら受け止めに行くのか!
まるで石崎くんの顔面ブロックだ!!@キャプテン翼
チッチが「読み抜け」と言っているように、相手の飛車に正面から向かっていく上に
▲5五飛と王手で銀を取られるので、指しにくい手です。
そもそも王手で駒を取られるというのは、駒を取られた上に守らなければいけないので
テニスで言えば一方的に走らされた挙句ポイントまで取られたような徒労感が残るのです。
しかしここでは△5四金が、取られそうな金を逃げながら飛車を攻めるピッタリの受けになりました。
図以下▲6三金△同玉▲5五飛△5四金でとうとう受け切り。
以降は戦力不足でどうやっても捕まりません。
チッチは時間切れまで指しましたが、勝敗は△5三玉で既に決しています。
終始一方的に攻めたチッチですが、卑弥呼のギリギリの受けの前に僅かに届きませんでした。
私のようなアマチュア低段クラスまでは、多少無理にでも攻めた方が有利になるものですが
棋力が高くなるほど無理は通らなくなってきます。
初中級まではシコラー有利で、中級以上は攻めなければ勝てないテニスとは正反対ですね。
・・・などとまとめれば少しはテニスブログっぽくなるかなー、という締めでした。
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