2012年10月21日
真剣師 小池重明
みなさんこんばんは。
将棋漫画『ハチワンダイバー』が発売されるとアクセス数が跳ね上がるテニスブログですよ(・∀・)
初心者用の解説などもありますので、興味のある方は左のカテゴリ『ハチワン』をご覧下さい。
さて、この方をご存知でしょうか。
「最後の真剣師」小池重明
小池 重明(こいけ じゅうめい、本名・こいけ しげあき、1947年12月24日 - 1992年5月1日)
愛知県名古屋市出身のアマチュアの将棋指し。血液型AB型。アマ最強と呼ばれ、
賭け将棋で生計を立てる真剣師としても伝説的な強さだった。
「新宿の殺し屋」「プロ殺し」「最後の真剣師」など数多くの異名で知られる。-Wikipediaより
将棋漫画「ハチワンダイバー」などで触れられている賭け将棋指し『真剣師』ですが、
もちろん違法であり、小池重明らが活躍した昭和後期と比べると賭け事自体が盛んではないため
現在ではほとんど存在しないと言われています。
この小池重明、伝説的な将棋の強さはもちろん、これぞ真剣師という破天荒な人生を送った
ことでも知られています。
父親は物乞いをして博打に明け暮れるギャンブラー、母親は娼婦。
プロ棋士に弟子入りするが、ホステスに貢ぎ勤務先の金を着服して破門。
将棋大会で優勝し賞金100万円を得たが、大勢の借金取りが待ち構えており全額没収。
借金のため靴下が買えず、知人に買ってもらって臨んだプロ棋士との対局に3連勝。
最初の夫人と離婚した後、人妻と計3回駆け落ち。
最後の対局は重度の肝硬変で入院中、苦痛に耐えながらプロに3連勝中の相手に完勝。
最期は病室のベッドで体に繋がれたチューブを自ら引きちぎって死亡。
・・・とまあ、ギャンブラーらしすぎるギャンブラーなのですが
将棋の強さは凄まじいもので、1980年、1981年と2年連続でアマ名人のタイトルを獲得、
何人ものプロ棋士を連破して、アマチュアからプロへの編入が検討されるほどでした。
その際は過去の寸借詐欺や浪費癖、女性関係などがばれて却下されています(・∀・;)
1992年(平成4年)まで存命していたため、かなりの数の棋譜が残されているので、興味のある方は
将棋の棋譜でーたべーす
等で調べることができます。
それによると、得意戦法は振り飛車。向飛車から中飛車まで各種指しこなしますが、
駒組みは意外とオーソドックス。古き良き時代の振飛車党です。
しかし・・・駒がぶつかってからが強い。終盤になるほど強くなり、詰むや詰まざるやの
ギリギリの駆け引きを楽しんでいるようにさえ見えます。
そしてその破天荒な生涯は、
『真剣師小池重明』 (幻冬舎アウトロー文庫)
『真剣師小池重明の光と影』 (小学館文庫)
『真剣師 小池重明 ―“新宿の殺し屋”と呼ばれた将棋ギャンブラーの生涯』
などに著されています。
ん?またテニスに関係ないって?
いいじゃん。このブログを見てくれてる人の半数は、私のテニス戦績なんて興味ないんだからさ。
とか開き直ってみた(・∀・;)
将棋漫画『ハチワンダイバー』が発売されるとアクセス数が跳ね上がるテニスブログですよ(・∀・)
初心者用の解説などもありますので、興味のある方は左のカテゴリ『ハチワン』をご覧下さい。
さて、この方をご存知でしょうか。
「最後の真剣師」小池重明
小池 重明(こいけ じゅうめい、本名・こいけ しげあき、1947年12月24日 - 1992年5月1日)
愛知県名古屋市出身のアマチュアの将棋指し。血液型AB型。アマ最強と呼ばれ、
賭け将棋で生計を立てる真剣師としても伝説的な強さだった。
「新宿の殺し屋」「プロ殺し」「最後の真剣師」など数多くの異名で知られる。-Wikipediaより
将棋漫画「ハチワンダイバー」などで触れられている賭け将棋指し『真剣師』ですが、
もちろん違法であり、小池重明らが活躍した昭和後期と比べると賭け事自体が盛んではないため
現在ではほとんど存在しないと言われています。
この小池重明、伝説的な将棋の強さはもちろん、これぞ真剣師という破天荒な人生を送った
ことでも知られています。
父親は物乞いをして博打に明け暮れるギャンブラー、母親は娼婦。
プロ棋士に弟子入りするが、ホステスに貢ぎ勤務先の金を着服して破門。
将棋大会で優勝し賞金100万円を得たが、大勢の借金取りが待ち構えており全額没収。
借金のため靴下が買えず、知人に買ってもらって臨んだプロ棋士との対局に3連勝。
最初の夫人と離婚した後、人妻と計3回駆け落ち。
最後の対局は重度の肝硬変で入院中、苦痛に耐えながらプロに3連勝中の相手に完勝。
最期は病室のベッドで体に繋がれたチューブを自ら引きちぎって死亡。
・・・とまあ、ギャンブラーらしすぎるギャンブラーなのですが
将棋の強さは凄まじいもので、1980年、1981年と2年連続でアマ名人のタイトルを獲得、
何人ものプロ棋士を連破して、アマチュアからプロへの編入が検討されるほどでした。
その際は過去の寸借詐欺や浪費癖、女性関係などがばれて却下されています(・∀・;)
1992年(平成4年)まで存命していたため、かなりの数の棋譜が残されているので、興味のある方は
将棋の棋譜でーたべーす
等で調べることができます。
それによると、得意戦法は振り飛車。向飛車から中飛車まで各種指しこなしますが、
駒組みは意外とオーソドックス。古き良き時代の振飛車党です。
しかし・・・駒がぶつかってからが強い。終盤になるほど強くなり、詰むや詰まざるやの
ギリギリの駆け引きを楽しんでいるようにさえ見えます。
そしてその破天荒な生涯は、
『真剣師小池重明』 (幻冬舎アウトロー文庫)
『真剣師小池重明の光と影』 (小学館文庫)
『真剣師 小池重明 ―“新宿の殺し屋”と呼ばれた将棋ギャンブラーの生涯』
などに著されています。
ん?またテニスに関係ないって?
いいじゃん。このブログを見てくれてる人の半数は、私のテニス戦績なんて興味ないんだからさ。
とか開き直ってみた(・∀・;)